努力

努力することの大切さは、大人であればほとんどの方が知っていることだと思います。
それは、多くの場合何らかのかたちでその大切さを経験し実感したからでしょう。
しかし、その時期や内容は人によってそれぞれ違います。
小学生で気がつく子もいれば、社会人になって実感する人もいます。
また、勉強やスポーツ、習い事や趣味など、その体験もさまざまでしょう。

実は、努力が大切ということは、小学生でも知っています。
それは、子供たちは物心ついたころから周りにいる大人たちに「頑張ったら、よいことがあるよ」と聞かされて育つからです。
また、大人自身の体験談もよく聞かされます。
それに、努力した友達がよい結果を出すことなども、子供たちは普段からよく目にしています。
子供向けの漫画やアニメなどでも、努力して成長する主人公を描いているものも少なくありません。
しかし、そうした子供たちのなかにも その努力を「する子」と「しない子」とがいます。
どうしてなのでしょうか。

それは、なにかを努力した結果、その成果が出た、またはそれが報われたという体験をしたことがあるかないかの差によるものだと思います。
生徒の中でも、実際にそれを経験している子は、どんなことでもなんとか努力をしてみようと考える子が多いように感じます。

「努力が大切だと知ること」と、「努力が大切だと実感すること」とは似ているようで全然違うものだと思います。
「努力が大切だと知ること」と、「努力を実行・継続することができること」は違うことなのです。

多くの子供たちは、努力の大切さは知っていても、努力をした結果それが報われたときの喜びを知らないので、なかなか努力する気にならないのではないでしょうか。
「努力すること」とはけっして楽しいことではありませんし、大人でもつらいものですからね。

努力することは、人生においてとっても重要なことだと思います。
たくさん努力をした人は、そんなに努力をしなかった人よりは、必ず「幸せ」に近づけると思うからです。
ですから、子供たちにはどんなことでもよいので、少しでも早いうちに努力の大切さを体験させてあげたいものです。
これは、子供の自主性・自立性を養ううえでもとても大切なことです。

(山田)